間狂言 其の二

さて、先に妖怪の分類についてなんだかんだと述べさせていただきました。多少なりとも読者のお役に立てればとの思いで分類いたしてござりまする。とはいえ妖怪のお話にござりまする。その実態をとらえるのは、はなはだ困難なことでござりまする。分類の境目は人によって感じ方が異なるやもしれませぬ。また、後に分類が変わることもあるかと存じますが、その節はご容赦下さりますよう御願い申し上げまする。さらに、在り様の特徴を捉えて分類を行いましたため、同根とは限りませぬ。眷属けんぞくが同類に収まるとも限りませぬ。大括りの名前の下に場面を限定した別の名が付くこともあるやもしれませぬ。様々移りかわることがあるものとご承知くだされ。あくまでも、一つの整理の観点とみていただきたく御願い申し上げまする。

次の観点としてご紹介させていただきました、出現頻度につきましては、あくまで、目安とお考え下され。

ここで、ちょっと厄介なお話を…。妖怪によっては、出現時期によって、出現頻度の異なるものもあるようでござりまする。

【巻の十】化け文字などは、計算期~通信期においては、まことに多く見かけたものですが、近年ではなかなか見かけなくなっております。また、【巻の六】でー太郎は、計算期においては通信経路としてか細い経路しかなかった時代ではそれなりに問題でありました。一方、今後懸念されるのが巨大な容量の雲空間でいつの間にやら肥え太ってしまうことでござりまする。

(扇子を立て、声を潜める風情にて)

実は、でー太郎の発見経緯に記載の事件につきましては、僕(やつがれ)の誤解で、操作ミスでダウンロードの処理が進んでいなかったことが原因と判明いたしておりまする。

(座り直して)

かくの如く、出現頻度が、時代によって変わるものもござりまする。故に、出現時期の記載を追記することもござりまする。ご承知おき下され。

まぁ、正直なところ、妖怪の出現時期なんざぁ、特定できないのが当たり前、話のネタの一つとしておいていただければ幸いでござりまする。

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