妖怪名:けもまた(獣又)

別名:―

在り様: 尋常の動物を依頼したにもかかわらず、手や足や尾の数が多かったり少なかったりする獣が納品される。

縁起:絵師が「かわいい犬を」と注文を受け、「かわいい場面」を構成するうちに、「ここに足を置いたらかわいかろう」「ここにもあると良いだろう」、「やはり犬のかわいさは尾にあるな」などとかわいさを突き詰めて検討するうちにいつの間にやら、余分な手・あし・尾が追加されてしまっておるのだそうな。

対処:出来上がりし絵画を隅々までしかと検あらためよ。

出現時期:生成期

分類:綻び

出没:絵画依頼時。特に複数の動物をまとめて描くと生じやすい。

出現頻度:時折

現実的対処: とにかく、おかしいところがあるかもしれないと疑いの目で見る事。

発見の経緯:いろいろな動物の絵を挿絵として依頼していますが、構成上無理なポーズを依頼することもあります。そんなときに時折見かけます。きれいに描いてくれるので、見落としそうになることも多いです。…見落としているものもあるかも…。

当初「猫又だあ」と思いましたが、対象は猫に限らないので獣全般を対象とする「けもまた」としました。

◆顕現例

こちらは、図鑑のためにわざと多数の動物を依頼したもの。「マルチーズ、パピヨン、柴犬(子犬)、アメリカンショートヘア(子猫)、シャムネコ(子猫)がじゃれ合っている絵を描いてください」。一回目の依頼ですでに、狙い通りに出てきています。

右下のシャムネコにご注目。足の数は4本で合っていそうですが…しっぽの位置を見ると後ろ脚は見えていないはずですよね…。

別チャットに切り替えての依頼ではさらに分かりやすく出てきています。「柴犬(子犬)、アメリカンショートヘア(子猫)、マルチーズ、パピヨン、シャムネコ(子猫)、オコジョ、ミニブタがじゃれ合っている絵を描いてください」。

こちらは分かりやすいですね。今回もけもまたはシャムネコさんです。

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