Tm02_認可

認可(Authorization)
権利を与えること。アクセス権に基づいて,アクセスできるようにすることを含む。
JIS X 0008 08.01.16より
※JIS X 0008は2017年に廃止されている。次項で詳述。

■人が特定のファイルにアクセスしようとする場面の例
システム内に存在するファイルの内、本人にアクセスが認可されているものにしかアクセスできない。

補足:Authorizationの定義と翻訳

•認可(Authorization)の解説の背景

•JIS Q 27000:2019の機密性・可用性の用語定義では、

•可用性の定義の中で→認可された:  authorized
•機密性の定義の中で→認可されていない:unauthorized

という形で用いられています。

•一方、JIS Q 27000:2019では「Authorization」の定義はありません( Authentication:認証はあります)。
※JIS Q 27000は、ISO/IEC 27000を翻訳したものですから当然ISO/IEC 27000:2018でも定義はありません。

•Authorizationという言葉は、ISO/IEC 2382-8:1998に定義があり、JIS X 0008としてJIS化されていました。

•前ページの記載は、それに沿ったものですが、現状JIS X 0008は廃止されています。JISCの廃止規格検索をすると「規格の移行先」の記載がない状態です。

•ISO/IEC 2382-8は、他の関連用語規格と共にISO/IEC 2382:2015に統合されて廃止されたので、それに伴う処置のようですが、現状ISO/IEC 2382:2015のJIS化が行われていません。

•一方、ISOの他の規格にもAuthorizationの定義があります。ISO 7498-2:1989です。こちらはJIS X 5004:1991となっています。しかし、ここでは「許可」と翻訳されています。

•JIS規格の制定に関わる立場ではないので、経緯は分かりませんがちょっと不思議な状態になっています。

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